除雪を支える陰の力

連日の大雪の影響を受け市民生活はは苦悩し、除雪に関わる方々は不眠不休の労役に従事しています。その陰で大問題も起こりつつあります

市内の関連事業者のK社長によると1999年以降、当時の東京都知事 石原慎太郎氏が都内を走るジーゼル車へ PM2.5を減らす装置の義務化を条例化しました これにより自動車メーカーはこぞって尿素によるPM2.5の除去装置を新車全てに設置するようになりました (旧車には未設置で都内を走らなければ罰則はない) 軽油燃料約50リットル燃焼毎に 約1リットルの尿素が必要になります(定量的ではありません 使用環境装置によってバラつきがあります)大型のダンプですと150km走る毎に1リットルの尿素が必要になる計算です

問題点

尿素の供給が困難になると ジーゼル機関(軽油燃料使用自動車)を駆動装置とする第三世代ジーゼルエンジンを使用する約7割のトラック等 ローターリー除雪機 ショベル グレーダー ダンプ に対する尿素の供給が年末にかけて 大変厳しくなることが予想されております。道内積雪地域への影響が出ると予想しております

 現況

自動車用燃料を供給している ガソリンスタンド等に対する尿素が全く入荷されない状況が先週から起きております。それゆえに尿素水(アドブルー)の在庫状況も厳しくなっています。

 西日本地区(或いは太平洋側;非降雪地区)での供給は締まっていないのではないか?

2  年が明るまで持ちこたえて 前年度と同程度の生産量(供給)が確保できれば この問題は雲散霧消する可能性もあります

供給不足が懸念されている現在 我々(当社)の様な販売店が買占めを行い供給不足感に拍車をかけているのではないか?と考えております

解決策として

今後の見通しを 早急に調査し 「供給不足にはならない」と公の見解を出す

西日本地区等の 尿素不足を発生していない地域から緊急輸送する

来月以降の見通しを明確にアナウンスする等が必要と考えております。」

と以上の事を地元和田よしあき代議士を通じて、働きかけておられています。

豪雪地帯の生活を根幹を支える大型ディーゼル車両。緊急の対策を心より願います。

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